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 MAR25 母の気持ち

今日も母と妹が来てくれていた。

日曜日…セカンドの予約の動きは取れない。
病気の本を読みふけっていた。

疲れて昼寝をしている間に妹も本を熟読(乱読者なので読むの速い!)して、治療法について知識を付けてくれていた。
対等の知識で話がしたいって。ありがとう。


夕方、やっと母と2人になることができた。

がん宣告を伝える電話以来話せてなかった母にどうしても伝えたい思いがあった。



手術を拒否して自分がどうなるかわからなくなっても子供が欲しかったこと。

結婚もしてなくて、父親となってくれるパートナーも今いないワタシがなんでまたそんなに子供にこだわるのか、と思われるかもしれないが、



ワタシは母のような母になりたかったのだ



無限に愛情深く、娘のワタシにとって絶対無二の存在。大好きな母のようになるのが目標であった。

やりたい仕事が一段落したこれからやっと本気でその目標に取り掛かろうとしていたところだった。




そんなことより手術受けなさい!、と怒られると思ったが、


母は「わかるよ」って。


「そうだよね、自分で経験したかったよね。
プアを授かったときも産まれたときも嬉しかったもの。かわいくてかわ
いくて本当に嬉しかったもの。だからわかるよ。…でもね、だから失え
ない。絶対にひとりで逝かせない。



ふたりでぼろぼろ泣いてしまった。ワタシは不安と母のことばに感動したのが入り混じって嗚咽して泣いてた。



母をまた泣かせてしまったけど、
ワタシが決して「手術で助かっただけいいじゃん。」ではなくて苦悩の選択をしようとしてるかを知って欲しかった。
家族と言えども「子宮取ってよかったね~助かったモンね~」と軽々しく言って欲しくなかった。




ワタシは自分で心の処理をして、この先周りの人に平気な顔していけるほど頑丈ではないだろう。

自分勝手な振る舞いかと指摘されるかもしれないが、ここで母たちにぶちまけた事で後々とても楽になっている




だけどだけど、諦めなきゃいけない方向にまっすぐ向かっているのは理解している……



理解はしてるけど、納得はしていない。



諦めるためにセカンドオピニオンが必要だ。


ママ、聞いてくれてありがとう。こんな心労与えてごめんなさい。


明日はセカンドの予約、取れるだろうか。。。手術日は今週金曜だ。
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18:16 | がん告知~手術前日
comment(4)     trackback(0)
comments
タイトルで思わず読みました。なんていいお母様っ!!(><)
わたしは・・バチ当たりだけど、「母のような母親にはならない」というのが目標だったかもしれません(・・;)
人としてはいい人だけれど、母親としては・・と思うことが、病気になる前からもしばしばありました。
でも病気をして心労を与えてしまったことは申し訳ないし、誰よりもわたしを心配してくれているのは事実だし、大切な家族であるのも間違いないです。
「「子宮取ってよかったね~助かったモンね~」と軽々しく言って欲しくなかった。 」←これもすごく分かります(><)
家族じゃない人に言われた時、何もいえなくなっちゃいました(^^;)
ところで、妹さんも頼りになりますね!! プアさんのご家族は素敵です☆
2007/07/28 13:41 | | edit posted by すみ
☆すみさん
すみさんのお母様に対する思いの理由は分かりませんが、もし私たちが母になれていれば違っていたかもしれませんね。すみさんはお母様のようになりたくなったかもしれないし、私は母のようになるのを拒否したかもしれません。母になった自分に会えない私達はほかの人から色々与えられてるんでしょう。すみさんはステキな旦那様から。私は未だ見ぬ誰かさんから(笑)
ステキかどうかは?な家族ですが、妹は頑張ってくれました。(犬猿の仲だったんですよ)
2007/08/01 02:41 | | edit posted by プア
ホントに同じ。
プアさん
コメントたくさん書いちゃってすみません。妹さんと犬猿の仲だったのに、ってのが凄い。感慨深い。
理解はしてるけど納得はできないって、私も先生に全く同じ事言いました、泣きながら・・・。
私は逆に家族には言えなくて、言うのが逆に辛くて。でも家族に対する感謝の気持ちは同じですね。もちろん家族だけじゃないけど。
私も最初、G研と今の病院で最後まで悩みました。セカンド行くなら絶対G研とも思ったし、今でも自分を諦めさせる為に行こうかとも考えてるくらいです。
ごめんなさい、感情直に書いちゃいました。
今日は甥っ子と遊んで楽しい一日でした♪
2007/10/29 17:38 | | edit posted by poporo
☆poporoさん
これから手術のpoporoさんには腑に落ちないかもしれないけれど…私は手術前に主治医と喧嘩して揉めて、家族とも泣いて喚いて話し合って決めたから今立ち直りが早いのだと思っています。手術までは聞き分けの無い悪い子でした。でも素直にぶちまけて納得に近いかたちで手術を迎えたのが良かったと思います。文句を言わないいい子だったら今頃いろんなことで後悔していたでしょう。
ちょっとおせっかいなことでゴメンなさいね。

甥っ子さんいらっしゃるんですね?いいなあ。かわいいでしょうね~。
私は親友の子供ちゃんと仲良し。癒されます。坊主でも金髪のカツラでもなんでも受け入れてくれるの(笑)。
2007/10/31 15:53 | | edit posted by プア
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