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 がんと対面

「終わりましたよ~」と肩を叩かれた。

麻酔ってすごい、、、ホントに終わったの?なーんにも知らない間に。

ちょっと覚醒するのに間があったけど、
すぐナベ先生に聞いた。

「大腸は?尿道は?」
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23:34 | 広汎子宮摘出術
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 手術台に乗ったら

ベソかきながら自分でストレッチャーに移ったら、ガラガラと手術室へ運ばれた。


なんかBGMが掛かってる…きのう手術室の看護士さんの説明で
「音楽はどうしますか?」って聞かれたんだった。
へッ?と聞き返したら、BGMの有無をワタシが決めていいということだった。「別にどちらでもよい」と言っといた。やっぱりコレでリラックスする人もいるんだね~リクエスト聞いてくれるならしたけどね。





いよいよストレッチャーから手術台に乗せられた。

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23:01 | 広汎子宮摘出術
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 MAR30 手術の朝

朝は6時の起床からバタバタ

手術は9時スタート

夕べからの下剤&今朝の浣腸で腸の掃除をし、
コンプリネットという医療用の弾性ストッキングをはく

手術着が届けられ着替えると…けっこう可愛い??

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16:34 | 広汎子宮摘出術
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 さよなら子宮さん(手術前夜消灯後)

がん告知から1週間、人生で一番長い1週間だった
そして濃い時間だった

随分引っ張って書いたけど、もうひとボヤキさせてください。

前夜は夜更かしした。決別の時間が必要だった。
手術中に寝るんだからいいもんね。

************


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22:44 | がん告知~手術前日
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 MAR29 手術前日

忙しい日だった。

朝9時から検査づくし(腫瘍シンチ、心電図、胸部レントゲン~)、手術後用の和式寝巻、T字帯等の買い物、お風呂にてジョリジョリ、
部長先生の内診(痛いーー)、輸血、手術室の看護師さんから&麻酔医師から&執刀医からのムテラ(説明)……

                

お陰で脱走するヒマはありません。


感傷に浸る時間も日中はなかった。

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18:00 | がん告知~手術前日
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 MAR28 散髪

悶々と目覚めながらも2週間振りのシャワーが待ち遠しくて気分が上がる。

もう気持切り替えた?……シャワーはとても気持ちよかったのだがまだ認めたくない(苦笑)

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17:56 | がん告知~手術前日
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 MAR27② セカンドオピニオン後編 

妹と母と診察室に入って挨拶をすると

一目でお偉いさんと判るたらこ唇が印象的なエッヘン社長座りの先生
こちらをチラッと見ただけでワタシの出来立ての電子カルテをカチカチとスクロールしていた。

前もって提出していた紹介状とMRの写真に目を移しての彼の第一声は
「Ib-1期、いや2期だなあ。」
たすけてください (心で叫ぶ)

初めてワタシの目をみたエッヘン先生は
「なんでもっと早く来なかったの?」
そんなこと言われてもまさか“がん”だなんて誰が想像するって。。

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19:30 | がん告知~手術前日
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 MAR27① セカンドオピニオン前編

午後から外出、前に午前中に頭部CT検査。
入院してからの頭痛の原因ががんに起因するものかチェックするとのことだったが、脳に転移なんかだったら金曜のオペどころではないんじゃないの~??
でも実はスゴイ物忘れが気になってたから脳萎縮も含めて調べてもらっちゃお。
CTの造影剤注射はやっぱり気持ちワル~で嫌なのだけれど。

そんなことより今日のメインは「いざG研へ」。
外出届出して、紹介状と検査写真を貰っていざG研へ。
久しぶりに着替えて(緊急入院のときの服ね)いざG研へ。

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03:39 | がん告知~手術前日
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 MAR26② 三者面談

がん

盛りだくさんな日の締めくくりは告知後初めて母を加えてのナベ先生との三者面談…

この間より落ちついてセンセの話を聞く。

母はMRやCTの写真を見てビックリ~(写真はMR)
ワタシも改め腫瘍のデカさに自分のことながら引いてしまった。
Ⅰーb2期の目安、4センチなんて余裕であるわ。
子宮と同じくらいあるし(汗)やっぱ大きいよね…そりゃあ血もでるでしょう(笑)。

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23:18 | がん告知~手術前日
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 MAR26① さすがG研、そして大腸カメラ

月曜日。朝からセカンドオピニオンを求めて公衆電話や携帯で電話をかけまくる。


お目当のG研セカンド外来専門番号なのになかなか繋がらない~沢山の人が助けを求めてるんだって実感…
やっと繋がってもカナーリ事務的に「早くて一週間後」だと。細胞のプレパラート持込を希望すると(さすがのG研セカンド)「2週間以上待ち」。とりあえず敗退…くすん。


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02:24 | がん告知~手術前日
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 MAR25 母の気持ち

今日も母と妹が来てくれていた。

日曜日…セカンドの予約の動きは取れない。
病気の本を読みふけっていた。

疲れて昼寝をしている間に妹も本を熟読(乱読者なので読むの速い!)して、治療法について知識を付けてくれていた。
対等の知識で話がしたいって。ありがとう。


夕方、やっと母と2人になることができた。

がん宣告を伝える電話以来話せてなかった母にどうしても伝えたい思いがあった。



手術を拒否して自分がどうなるかわからなくなっても子供が欲しかったこと。

結婚もしてなくて、父親となってくれるパートナーも今いないワタシがなんでまたそんなに子供にこだわるのか、と思われるかもしれないが、



ワタシは母のような母になりたかったのだ



無限に愛情深く、娘のワタシにとって絶対無二の存在。大好きな母のようになるのが目標であった。

やりたい仕事が一段落したこれからやっと本気でその目標に取り掛かろうとしていたところだった。




そんなことより手術受けなさい!、と怒られると思ったが、


母は「わかるよ」って。


「そうだよね、自分で経験したかったよね。
プアを授かったときも産まれたときも嬉しかったもの。かわいくてかわ
いくて本当に嬉しかったもの。だからわかるよ。…でもね、だから失え
ない。絶対にひとりで逝かせない。



ふたりでぼろぼろ泣いてしまった。ワタシは不安と母のことばに感動したのが入り混じって嗚咽して泣いてた。



母をまた泣かせてしまったけど、
ワタシが決して「手術で助かっただけいいじゃん。」ではなくて苦悩の選択をしようとしてるかを知って欲しかった。
家族と言えども「子宮取ってよかったね~助かったモンね~」と軽々しく言って欲しくなかった。




ワタシは自分で心の処理をして、この先周りの人に平気な顔していけるほど頑丈ではないだろう。

自分勝手な振る舞いかと指摘されるかもしれないが、ここで母たちにぶちまけた事で後々とても楽になっている




だけどだけど、諦めなきゃいけない方向にまっすぐ向かっているのは理解している……



理解はしてるけど、納得はしていない。



諦めるためにセカンドオピニオンが必要だ。


ママ、聞いてくれてありがとう。こんな心労与えてごめんなさい。


明日はセカンドの予約、取れるだろうか。。。手術日は今週金曜だ。
18:16 | がん告知~手術前日
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 MAR24 焦りと自問自答の日

昨日に引き続き叔母が早くから来てくれた。


午前中は2人で電話できそうな病院をハローページ(ああ、乏しい情報)で探す。かの「G研」は第4週土曜日は休診なのだ、残念。
時間がないのでセカンドオピニオンは一番行ってみたい病院一箇所でいいんだって思ったから、第一希望が駄目だとまた病院探し。
「G研」に縁がないならセカンド聞くなってこと?もしや聞かないほうがいい結果なのか…


国立の専門病院とか、誰でも知ってる有名どころは思いつくけど、土曜の今日電話しても駄目だったらガッカリきちゃうし。。


イジイジと時間がだけが経っていく。

今日は止め止め!
この悶々を吐き出すことにしよう。まだ歩くとことは許されないくらい安静にしてなくちゃいけないし。







午後になって妹と、少し遅れて母が北海道から到着した。その年で何度も飛行機で往復させてごめん。疲れるよね…


叔母も含め3人は久しぶりに会ったもんだからギャーギャーウルサイッ。一気に喋り捲っている。
「周りの方たちに迷惑だからどっか行って」と妹に頼んで置いた本を受け取って彼女達をデイルームに行かせた。

ワタシの前で同情で心配でしんみりするのがイヤだった、ってのが手に取るように分かった。痛い。



頼んだ本は子宮がんについての本。基礎知識と治療法と闘病体験談が載っていた。

このときナベ先生からはがんのステージがI-aなのかbなのか聞かされていなかったが、腫瘍が大きいとは言われていたからbなのだろうなとは思っていた。

読み勧めると分かったのだが、aとbでは著しく違うではないか!子宮を温存出来るか出来ないかだ。


なんてこったい。。。


どーしても少し早く体の異常に気が付かなかったのか。そういえば年が明けてから尿漏れみたいなことが増えてた。それって水様オリモノだったの???みたいね。。


後遺症って?
しらないよ、そんなの。ワタシは体動かしてナンボの仕事だよ?ヒトが見ても自分でも天職だよ。どーなっちゃうの?


それにHPV(ヒトパピローマウイルス)って何?
子宮頸がんの知識がまるで間違っていた。

過去2回受けた婦人科での検査もがんを意識したものではなくて
不正出血等の症状があって受けたのでがんの有無については「大丈夫でしたよ」と言われても「当ったり前だ」と流していた。

でもでも前回、一昨年の検査結果でなにかの項目で「大丈夫ですが様子をみましょ」ということばを思い出した。
あれはもしかして細胞侵クラスⅡってことだった???(Ⅲなら再検査だ)当時腫れてた卵巣が気になって忘れていた。


なんてこったい。。。



そして「性交渉で感染する」と。いつ?どこで?誰から?一番最近?性交時出血してないよ?そんなに速く腫瘍が大きくなったの?進行めちゃ早いんじゃ?
知識のないワタシは一番最近の相手を一瞬恨んだものだ。がんが発生して1センチの大きさになるまで10~5年掛かると後で知ったのだが。





読み進める程落ち込んだ~逃げ場はないのか。

ホントに放射線ではだめなのか?欧米では標準治療って書いてあるよ。アメリカに行けばなんとかなるんではないか?行っちゃおうよ

このステージのがんで子宮温存の手術でも助かった日本第一号になれるんではないか。なろうじゃないか。
馬鹿げたことを真面目に考えていた




悪あがきを考えてると妹が戻ってきた。
じっくり話した…近況報告以外に深い話って成人してから初めてした?私たち?
実は最大の理解者だった彼女。なんと代理母をしてもいいという。彼女もまだ子供はいない。でもそんなことを言ってくれた。涙がとまらなった。Aちゃん、ホントにありがとう。






皆が帰った後、来週の病院食のメニュー表の裏に書き出してみた。
つい最近、会社の研修でリスクマネジメントの選択の評価のし方を学んだとことだったのだ。
手段の選択として治療法リスクとして起こることを軸に表を作成して○△×で評価をしてみた。。。
やはり一番いい方法は全摘手術―だよ。



そんなころナベ先生が登場。恥ずかしいけど、こんなに悩んでるんだって分かって欲しくて表を見せた。「この選択はナシね」って治療しないの欄をを指して言った。

「どうですか?決心はつきましたか?」チッ、催促かよ…
がん告知以来、センセの告知の時のクールな口ぶりが自分の落ち込みを酷くさせてると被害妄想で先生を苦手になってたから、やや喧嘩口調になってしまった。

「ここは専門病院ではないですよね?年間症例はどのくらいあるのですか?症例が多くていろんなケースに対応できて、同じ病気の仲間の出来る病院の話が聞きたいです。」

「症例は年間10件くらいです。大きな専門病院にいくと三桁はやってるでしょう。他で話を聞いてくるのは全く問題ないですし、自由です。患者さんの権利です。ただ、新しく病院を決めて診察を受けて検査をして手術を待ってる時間はないですよ。
進行が心配です。僕達が急いで検査結果を出したのも手術日を決めたのも分かっていただけるかな。」

「月曜に何とかして予約取るので火曜日までに紹介状下さい。外出届けも下さい。」

「わかりました。用意しておきます。でも出血が心配だから外出の様子は見させてもらいますよ。」


何とかして外出するもんね!


この日はがん発覚後一番よく眠れた。。。ビックリするほど眠れた。疲れてたのだろう。
ただの悪あがきで終わると知らずに~


でも納得しないと手術は受けられない
01:41 | がん告知~手術前日
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 MAR23 病院探し

がん告知の衝撃で貧血のクラクラも吹っ飛んでしまった。


寝てなんかいられない、セカンドオピニオンをくれる病院を決めなければなないのだ。
基本的に健康すぎだったワタシにはかかりつけ病院や知り合いの医師がいるわけでなく有名どころを片っ端から当たるしかなかった。
広い東京で手元にはデイルームのハローページしか、ない。

この不自由さにも傷ついた。家ならネットで調べられる。

携帯で調べた知識からでも、多くのケースはがん検診で怪しいと診断されて検査でがんが分かるというではないか。

何でいきなりクラスⅤな訳??

手術を急げってどういうこと?

本当に情報が無さ過ぎる。後で知っていればこうしたのに、ってのはも
うイヤだ。

たった一年婦人科に行くのを怠ったばかりなのにこの仕打ちはある??
逆ギレしまくりだ。




そうこうしてる内に母から連絡を受けた叔母が駆けつけてくれた。
ワタシの東京の母代わりの彼女と抱き合って泣いた。

悔しさ無念さ、無茶でも子宮温存に賭けたい気持ち、沢山聞いてくれた。
でも皆を代表してワタシを失うことは出来ないと語ってくれた。
ありがとう、感謝してる。でもすっきりしないの…


そんなあせりの中でCT検査の予約が入っていた。
時間を空けておかなければならない。病院決めて連絡する時間がなくなってしまう・・・
おまけに造影剤の注射で体が熱くなって気持悪いったらない。


誰かに助けてもらいたいけど、まだ友人に病名を教えるわけにいかない。
北海道にいる年老いた父には悪いけど期待できない。

そこで地方で医師をしている従兄にセカンドオピニオンについて思い切って聞いてみた。
ワタシのがんにビックリされた。でも同僚の産婦人科の先生に聞いてくれて「G研」を勧めてくれた。




タダでさえ不調なのに自問自答と逆ギレに病院探しの不安も加わって疲れ切ってしまった。
明日は土曜日、早く診察の予約をしなければ…


21:05 | がん告知~手術前日
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 MAR22-③ 長い夜

しきゅうけいがん。子宮頸癌子宮頸がん

癌って漢字キライ
気持ちわる~。がん細胞の増殖を思い出させるような嫌な字面してる。


それがお腹のなかにいるって?いつから?なんで?
しかも子宮を奪おうとしている

子供が産めないって何?ママになれないって何?どーゆーこと?
このままだと死んでしまうの?ワタシが?何で?







実家に電話するまでに時間が掛かった。信じられないことで頭がグルグルだ。明日まで延ばすことは出来ないだろうか?でも遅かれ早ければれる事だ。なんせ手術予定日(断固として認めないけど)が迫っている。



優しい声で電話に出た母に「仕事で帰ったのに邪魔して悪いんだけど……」
言葉に詰まる。でも沈黙すると嗚咽になりそうだ。

ええい、言ってしまえ。

「検査結果もう出ちゃった。ハッキリ言うよ、悪性だって。がんだってさ。ママ~ワタシ、子宮取るなんて絶対イヤだよ…」



大泣きしてしまった。デイルームに居たおばさんは知らない振りをしてくれている。



「手術で治るんだったら頑張ろう。手術しよう。プアがいなくなったら元も子もないんだから。」母の第一声は気丈だった。


「でも子供が持てない位だったら今後の人生何の為?なんとしてでも子宮は残したいの。分かって欲しい。」


「子供は諦めて。がんを治していこうよ。」


「諦められない。でも、ママごめんなさい。孫を産めないかもしれない」今振り返ると強烈に痛烈な言葉だと思う。母にはキツかっただろう。


母も涙声になり直ぐに嗚咽になった。


「ごめんなさい。好きなことばかりさせてもらって、自由に生きさせてもらったのに、こんなことになって。ごめんなさい。罰があたったんだよ。罰ならワタシだけでいいのに、ママとパパにも辛い思いさせてしまう。」
ワタシはただ謝り続けた。


父とは喋れなかった。「仲間ん中で孫が居ないのは俺だけだぞ~仕事はそこそこに早く孫見せてくれよ」
会うたび言う父とはとてもではないけど直接話すことは出来なかった。



電話を切って、看護師さんにベットまで車椅子を押してもらった。可哀想、って顔してる。なーんだ、もう皆知ってるんだ。ヤな感じー!
「今晩眠れる?」とか聞いてくる。ほっといて!


たかお研修医までやってきて睡眠薬をだそうか、と言う。気を遣われてることに悲しくなって涙が出てしまった。気を遣いつつも手術するって返事を聞きだそうとする研修医にイライラした。

「ワタシ、何を言われても自分が納得できないと返事できません。」

「そうですね…」

「ココは(がん)専門病院ではないですよね、ワタシは専門家の話が聞きたいです。」
とっさにセカンドオピニオンのことを思いついた。ちょっと勇気がいるけど、たかお研修医に伝えてみた。


「分かりました。ナベ先生に伝えておきます。今晩は少しでも眠ってください。」



眠れるかっちゅーの!!!!


眠れない長い夜病気に対する知識の無さに、情報の取れなさに愕然としたいろんなことを出来るだけ沢山知りたいと思った。


で、悪いと思ったけど近くにペースメーカー埋めてる人はいなそうだと思って布団を被って携帯からネットにアクセスして「子宮がん」で検索。ノートPC持ってればなあ。。。なんで入院してんのよ!!!

資料は少ないけれどワタシの中にいる物の実態が少し分かってきた。
子宮を守る手段はかなり厳しそうだ。どうしよう……
17:39 | がん告知~手術前日
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 MAR22-② 人生最悪の日

主治医のナベ先生自ら車椅子を押してくれてカンファレンスルームに行った。


「ええと、検査したばかりだけど急いだ方がいいと思うんでね、お母さんいらっしゃらないけどお話をします。」

「はあ。」



紙に子宮の図を書き始めるセンセ。

「単刀直入に言うとですね、子宮の入り口、子宮頸部というところに腫瘍がありました。来院したときは出血が多くてよく見えなかったのですよ。細胞を取って検査したところ…」



子宮の図に続いて細胞診のクラス分けについて書いている。

「プアさんはですね、ここのカルテにあるようにⅠ~Ⅴの5段階あるうちのの細胞なんですよ。」

「……」(コレハワルイユメ?)

「つまり98%の確率で悪性なんです。ほぼ間違いなくです。」






表情は無くなってしまったけど、まだ冷静に聞いていた。

「プアさんの年齢からいうとココのがんになる人は多いわけじゃない。珍しい方と言っていいです。MRの写真を見てください。ココです、子宮の下、こんなに大きいんです。子宮と同じくらいあります。」

「センセ、ワタシ子供を持たない人生って考えてないんです。」


病気の説明は子宮頸がんのステージ(進行度)に移った。

「Ⅰ~Ⅳ、そしてそれぞれ細かく分かれてます。プアさんはⅠからⅡのⅡ寄りにあたるでしょう。まだ手術で治療できます。5年後存命率は80%以上あります。子宮と卵巣等の子宮の周りの器官、膣の一部を切除します。あなたの場合、出血が酷かったから早い方がいい、に来週の金曜日30日手術室を押さえましたから。次に大出血したらあとがありません。」

「センセ、子宮は絶対取りたくありません。」センセの言葉を遮るように発した。

「がんの治療は大きく3つあります。①手術②放射線③抗癌剤です。日本では現在は手術、外科的治療がメインです。がんは取ってしまう、のが一番のスタンダード治療です。」

「スタンダードってことは標準じゃないこともあるんですよね?だって人はそれぞれ違うでしょ、私にスタンダードが合うなんて分からないじゃないですか。」

「確かに子宮頸部だけを切り取る手術もありますが、プアさんの段階では危険です。東京でも△△大学病院でしかやってないです。そこでも良い結果が出てるとは言えません。」

「じゃあ、放射線か抗癌剤でとりあえず挑戦してみるのはだめですか?完全に良くならなくても子宮が無いと話にならないじゃないですか。再発までに子供を持てるかもしれないし。」

「医学的には勧められません。万が一がんが取りあえず無くなって、その後に妊娠できたとしても妊娠中に再発しないという保障はどこにあります?そうなったらお子さんもあなたも大変なことになる。」

「……まだ諦められません。」大粒の涙が落ちてしまった。

「早く病院に来てくれていれば…」センセのつぶやきが耳に残った。
「とにかく早くご両親に相談して下さい。今電話したほうがいい。」


ボロボロに泣いてしまったワタシを乗せた車椅子をデイルームの携帯OKエリアに押していって、「頑張って。」と肩を叩いてナベ先生は行ってしまった。キツイ事言う医者だな、好きになれないなと思った。



この時は子宮がんの知識が殆ど無かった。感染が原因であるから性病の一種だという、今自分が持たれたら腹が立つ偏見のみあった。早く発見できれば子宮に問題なく治療できることもよく知らなかった。

今思うとこんなアホにセンセもキレずに話してくれたなあ、って感心する。


ひとりぼっちで戦った。
まだ白い顔で頭グチャグチャで猫背で車椅子、おしっこ管も付いている……情けない格好、そして
ワタシはガンなのだ。
でもじつはそんなことより子供が産めなくなるのだ



孫の顔が見たいという父、母になんて言おう??
16:33 | がん告知~手術前日
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 MAR22-① 胸騒ぎ

緊急入院から1週間、車椅子に座ることが辛くなくなってきた頃である。
この日は午前中にMRI検査をして詳しい写真を撮った。変なもの写らなきゃいいな~と願ったけど、起き上がって食事ができるようになったことが嬉しくて変なことは考えなかった。



夕食を頬張ってると、ナベ先生がカーテンを開けた。ここの病院はデイルームが狭いのでいつも自分のベットで食事なのである。
「あ、失礼。食事終わったらちょっといいかな。お母さんは?居ないんだ…でもそれでもいいです。また来ます。」って。


検査結果??今朝MRI撮ったのに、早っ。
やっぱりワタシ、ヤバげな病気?


この日は母は仕事の為一旦北海道に帰っていて、母の不在時に来てくれた叔母も夕方に帰ってしまっていた。検査結果がこんな早いとは誰も思わなかったからだ。


急に味のしなくなった食事の箸を置き、センセが迎えに来るのを待った。
15:28 | がん告知~手術前日
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 MAR17-21 機能性不正出血+重症貧血(膀胱炎添え)

昨日の出血騒ぎはこんな診断だった。↑全治2週間。
ストレスが原因で生理がおかしくなって、重症貧血に。
お陰で気持悪くって起き上がれないし、寝返り打つのがやっとだ。というより床上安静命令で起きてはいけなかったのだ。

最悪時血圧は上60の下30…辛かった~もともと低いのにこんな数値とはオドロキだ。
血液検査の結果はヘモグロビン値7台。普通は12~15くらいらしいのでめちゃ足りない。堂々の要輸血の結果だった。

オールで飲んでた妹が眠そうだけど来てくれた。母も夕方に北海道から到着。万が一のヘルプにメールしておいた近所の友人A子もMも来てくれた。
みんなワタシのむくんだ真っ白い顔を見て慌てていた。(貧血ってむくむんだって)
ごめんね、心配掛けて。ちょっと働きすぎたかな…




安静の間、グルグル回る頭で考えた。だって、生理の出血って毎月量が決まってるでしょう?なんで死にそうになるほど出てしまったのか?大いにしても限度ってもんがあるんじゃないの?友達も同意見だった。

この際検査してメンテナンスしてしまおう。
きっと婦人科系のなんかの疾患はあるだろうし。




絶食4日目でぐったり、水分の経口摂取も限られててさすがにヘナヘナで、トイレ禁止の為に付けられた尿道バルン+カテーテル(膀胱からの管ね)も気持悪くて困る。

その日のうちに高熱が出てきて嘔吐まであった。尿道口の管が痛くてしょうがない。
膀胱炎??
そうだ、管を入れられるときに看護師に2回も失敗されて痛かったもん…膀胱炎だよ、きっと。
センセに訴えると院内で発熱は先ずインフルエンザを疑うとかで検査……違うっつーの。下が痛いんだって!
ほぼ一日放置されてやっと膀胱炎の診断。院内感染かい、まったくもう。早く抗生物質出さんかいっ!


熱が下がった頃に内診するとの連絡。外来の終わった夜によろよろと乗った車椅子で初めて見る病院の廊下を移動して診察室に行った。

ナベ先生と若い男の子が待っていた。!男性看護士と思っていた彼は研修医だったのだ(大沢たかお似でイケメンである)。す、すいません。。

クラクラして大汗かきながらやっとのことで診察台に座るといろいろ検査された。
おしっこ用の管は入ってるし(←膀胱炎の消毒)+膣は内診で細胞採取したり、触診したり、器具入れたり+後ろの穴はワタシが内診を痛がるので座薬を刺し……で、3箇所一度に拷問プレイのようだった。
ハンパなく痛かった。


「プアさーん子宮がん検診は受けたことある??」と手を止めずにナベ先生。
「去年は行ってないんですけど、一昨年は行きました。異常なし、きれいな子宮って言われましたけど…」
「そっか、検査したことあるんだ………(点々に含みあり)」


こちらとて含みは感じ取れますよ、なんか変!なんだろなって、思った。翌日MRも撮るという。



でもまだそんなオオゴトとは思わなかった。
まさかぁって変な想像を打ち消すのは容易だった。
14:50 | 血まみれのトイレ
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 MAR16-② え?輸血って?入院って?

車椅子で産婦人科診察室に連れてってもらって、ベットに横になっても気持悪くてしょうがない。
貧血をたまに起こすワタシは自己流ケア、足をカベに90度近く挙げて緩和を試みた。
「え!そんなに具合わるいの?」カーテンを開けたナベ先生との出会いである。


簡単に問診後、タンポンが5分もたない出血量を伝えるとセンセはビックリして院内ピッチでどこかに電話した。
「ここでは無理。救急センターに移動しますよ。」だって。
そんな大変なことなの~?頭だけはハッキリしてたワタシはまだのん気だった。だって どこも痛くはないんだもの


ストレッチャーでERについて、直ぐブスリと点滴。そして内診に。
婦人科の診察では妊娠の是非を問診だけでなく内診もしなくては次のステップに移れないとかで診察台に上がる。
フラフラして体を動かすの大変だ。意識はしっかりあるのに。

タンポンを抜かれると(この期に及んで恥ずかしい)タラ~っと暖かいものが流れる。まだ止まらないんだ…
そして器具の出し入れに伴い大出血!
精神的ショック、やっとあったようで。クラクラ&吐き気。台から降りるとき体が震えだして、力が全て抜けた。

「ヤバッ、ショック起こしたな。輸血だなー。」
看護師さんに抱えられてベットに横たわり怯えてるワタシにセンセは
「プアさーん、入院ねー。帰れないからね。輸血もしますよ。
サインしてもらわないといけないんだけど、できる??」
返事も出来ず気分の悪さに嘔吐してしまった。せっかく摂取したレバニラも全部。


「最近ストレスにに感じることあった?それかもしれないね。ま、レバニラを急に取ったところで効かないから。ハハ(冷笑)」


そんなことを言われても明日からの仕事に行けないって会社に連絡しなくては……
センセの顔を曇らせてもお願いして携帯を使わせてもらった。
会社にとりあえず休むことと(大事な報告会に出られないこと)
一人暮らしのワタシは北海道の母に一報。
近郊に住む妹は捕まらなかった(この時は金曜の夜…)。

そんなこんなで緊急入院、健康印のワタシにこんなことが起こるなんて。

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「危ないところだったよ」
ナベ先生は言う。
「おそらく体の1/3くらい血が出てしまったと思うんだ。プレショックも起こしてたし、タクシーでなくて、こういう時は救急車を使ってね。」
看護師さん達にもタクシーで来たことに驚かれた。
だって、あんまり救急車呼ぶなってポスターもあるし…
自分の体力の過信である。

大人用のオムツも直ぐに真っ赤に浸みてしまう出血の続く中、止血剤の点滴を受けながら不安な日々が始まってしまった。




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23:10 | 血まみれのトイレ
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 MAR16-① 血まみれのトイレ

「危ないところだったよ」
偶然主治医になったナベ先生はボソッと言う。

輸血が始まって、赤い点滴パックをボーっと見ていたらセンセがやってきてそう言った。

死にそうだったってこと?このワタシが?


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前日夜から悪化してる出血…生理の出血にしてはヒドイ。しかも4日目だよ。便器から立てないって、ちょっと…






ワタシは抜擢ともとれる少し上の仕事を任されて、なんとかやり遂げてやっとひと段落したところで、その日に生理が始まった。遅れもせず、早くもなくいつもどおりに。今回は痛みもなく。仕事は明日から3日オフ。



2日目に血の塊が、大きな塊が出るようになった。ささ身サイズ

「やべ~な~、筋腫でもできちゃったかな?仕事しすぎ?っちゅーかこんな無理な担当させるからだよぉぉ」
なんてボヤキながらネットで近くの総合病院の婦人科の電話番号を調べた。
そういえば去年、検診行ってない…仕事に遊びに忙しくてサボったのだ。あ~あ。
とりあえず一番近くの○○大学研究所病院に問い合わせをしたら、生理が終わったら来てとのことで来週に予約。そうだよね、血だらけでは検査は無理だよね。



生理3日目は塊落下が落ち着いたので予約してあった永久脱毛に行く。なんとIライン。そのうち勝手に抜けてしまうこともしらずにね。そして全身マッサージまで行ってしまう。
夜から出血量増える。マッサージのせいかな?便器に長く座ることになってものん気に思ってた。



そして4日目、貧血予防のレバニラ定食を食べても出血は止まるどころか、排尿のようにジャーっと出る。止まらない。のん気なワタシもさすがに家庭医学大辞典を便器に座ったまま読むと…

→直ちに総合病院へ

そ、そっか。やっぱり行かなきゃならんのね。でももう夕方5時半。
前出の病院の次に近いH病院がERで有名だし、電話で事情話したら診てくれることに。
簡単に身支度しながら何か胸騒ぎ。しばらくタバコを吸えなくなる気がしたから最後に一本吸った。

タバコのせいもあって気持悪くなって貧血クラクラになって一度床に崩れたけど、頑張って外に出てタクシーに乗った。
たった5分の乗車時間で気分は悪化、病院の受付で倒れてしまった。


父の日・ギフト・花束・母の日







23:05 | 血まみれのトイレ
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 がん患者に100の質問、に答えてみました

いつも参考にさせていただいていたHPのかの質問に答える準備が整いました!


~子宮癌患者に100の質問~

■プロフィール編■

001 お名前(HN)は?
[A] プア

002 生息地はどこですか?
[A] 病気発覚時:東京
  現在:北海道で化療中

003 原産地はどこですか?
[A] 北海道

004 生年月日は?
[A] ビンテージ:ムートンのラベルがピカソの年

005 星座は?
[A] 芸術家肌の魚座

006 血液型は?
[A] 典型的B


007 身長は?
[A] 166cm

008 体重は?
[A] 入院時53㌔、術後けっこう痩せて、今化療中なのに太りだしました

009 結婚してますか?
[A] NO

010 子供はいますか?
[A] NONE

011 親と同居してますか?
[A] テンポラリーYES

012 初潮は何歳?
[A] 11歳

■癌のプロフィール編■

013 何癌ですか?
[A] 子宮頸がん

014 確定診断のステージは?
[A] I-b2期

015 癌のタイプは?
[A] 類膜内腺がん(手術前はへんぺーの診断だったんですよ)
グレード1

016 癌発覚のキッカケは?(検診or自覚症状)
[A] 恐ろしいことに自覚症状

017 (あれば)どんな自覚症状でしたか?
[A] 出血大サービスで失血死するところでした。タクシーで病院に行って救急車にするように注意された。

018 細胞診のクラスは?
[A] いきなりのクラスⅤ

019 転移はありますか?
[A] ナシ、だと思う。化療前のPETで残ってるリンパ膿腫に色がでたけど、違う!と思いこんでる。

020 再発はありますか?
[A] しない

021 過去に癌検診は受けたことありますか?
[A] 婦人科検診のついでに2度

■告知編■

022 何歳で癌告知されましたか?
[A] 34

023 すぐに信じることができましたか?
[A] はい

024 告知された時の心境は?
[A] 悪夢見てると思った。

025 「もうダメだ」と思いましたか?それとも「自分は死なない」と思いましたか?(直感で)
[A] 死ぬわきゃあない、と直ぐ思えた。主治医に死なない宣言した。

026 告知後、カウンセリングや心療内科や精神科にかかりましたか?
[A] いいえ、でも母や叔母に当たりました。

027 あなたのキーパーソン(心の支え)は?
[A] 血縁者(両親・妹・叔母)、友達

■治療編■

028 現在治療中ですか?
[A] はい(化学療法中です)

029 どんな治療を受けましたか?
[A] 広汎子宮全摘術と骨盤内リンパ節郭、現在抗がん剤治療中。

030 入院(治療)期間は?
[A] 手術と療養で6週間、転院して今は月に1週間の治療入院。

031 治療を受けた病院は?
[A] 都心の○○ERという看板のあるところ

032 だいたいの治療費は?
[A] 65万円、化学療法にも一ヶ月10万ずつ

033 1番つらかった治療は?
[A] ①排尿訓練
  ②まれに見る細さと言われた血管に点滴が入らず何度も何度も
   針を差しなおしたこと

■病院編■

034 治療した病院を選んだ理由は?
[A] 偶然:大出血時に一番家から近いERだったから

035 転院はしましたか?
[A] はい(化学療法の追加に伴い田舎の両親に懇願されて)

036 選んだ病院の良いところは?
[A] 自分で選んだのではないので…田舎で養生環境はよい

037 選んだ病院の悪いところは?
[A] 設備やや古い ベットのリクライニングが手動…

■入院編■

038 入院中楽しかったことは?
[A] 看護士さんを笑わせること、イケメン研修医をからかうこと

039 入院中つらかったことは?
[A] 人生先行き考えること

040 食事はどうでしたか?
[A] 不味くもなく、おいしくもなく

041 ルームメイトはどうでしたか?
[A] いろんな病気の人がゴッチャだったので友情を築くのは難しかったけど(違う病気の友だちは出来た)、だって病名を言うと皆かわいそうって顔するんだもん。でも全体的にいい人が多かった。

042 正直な話、ムカつくヤツとかいませんでした?
[A] イラつくヤツはいた

043 院内のスタッフで素敵な人いました?
[A] YES(さすが都心、研修医が芸能人に似ていた)

044 院内食で美味しかったオカズは?
[A] アイスクリーム

045 院内食でマズかったオカズは?
[A] 重湯

046 入院する時のおすすめグッズってあります?
[A] 美顔器(退屈凌ぎとスキンケアで一石二鳥)

047 退院したらまず何を食べたいと思いましたか?
[A] 餃子をたらふく

■手術について■

048 いつ手術を受けましたか?
[A] 2007.03.30

049 術前に肩に注射しましたよね?意識が朦朧としましたか?
[A] いや肩ではなく、正中(ひじの内側)からだったような
いちにのさーんで、おやすみなさい~

050 所要時間は?
[A] 手術自体は4時間弱、もろもろ含めて6時間

051 術式は?
[A] 広汎子宮全摘術+骨盤内リンパ節郭清(49個切除)

052 麻酔方法は?
[A] 硬膜外麻酔&全身麻酔

053 失血量は?
[A] 忘れました

054 輸血しましたか?
[A] しました。800㏄(プラス入院時に400cc)

055 傷跡は何センチですか?
[A] 14cm(臍の下からでした!)

056 何針縫いましたか?
[A] ホチキス29針

057 術後管理病棟には何日間いましたか?
[A] ICUでした。2日間。

058 術後何日目で歩きましたか?
[A] 3日目で無理やり歩かされた。痛くて泣いた。

059 術後つらかったことは?
[A] 歩くことと、排尿訓練。腰痛。

060 術後腸閉塞になりましたか?
[A] なってないです

■放射線治療について■受けていません

061 何グレイ照射しましたか?
[A]

062 期間は?
[A]

063 どんな副作用がでましたか?
[A]

■抗がん剤治療について■

064 抗がん剤の種類は?
[A] マンスリーDJ法(タキソテール+パラプラチン)

065 何クール?
[A] 4クール(予定、現在2クール終了)

066 どんな副作用がでましたか?
[A] 骨髄抑制(WBCがあっという間に1/4になって焦った)、だるさ、悪心、脱毛(あっという間に無くなりました)、むくみ、筋肉痛。(現2クール目終了時)

■広汎を受けた場合■

067 卵巣は摘出しましたか?
[A] 初めは腺がんとは知らなかったのでやめてもらいました…ヤバイ?

068 ホルモン療法してますか?
[A] いいえ

069 排尿障害はありますか?
[A] ほぼナシ

070 自己導尿ですか?
[A] いいえ、一度もしてません。

071 リンパ浮腫はありますか?
[A] 下腹部まりもっこり、そけい部痛みます。

072 弾性ストッキングは履いていますか?
[A] 長時間の外出時は履くときが多いです

■検査編■

073 どんな検査しましたか?
[A] 基本的な内診
  MR、CT、アイソトープ何とかってレントゲン、
  大腸鏡検査、膀胱鏡検査、化療前にPET

074 痛かった検査は?
[A] 内診はいつも痛い
  あと膀胱にカメラを入れられたこと

■身上調査編■

075 血縁関係に癌患者はいますか?
[A] 母方の祖父、曾祖母、父方の叔父達

076 がん保険には入ってましたか?
[A] YES 元々はそれ目的ではありませんでしたが

077 アレルギー体質ですか?
[A] ほとんどなし

078 過去に大病したことありますか?
[A] 扁桃腺が腐って切除したのと尾てい骨折ったこと、
  大病じゃないか…

■嗜好品編■

079 好きな食べ物&飲み物は?
[A] チーズ、チョコ、いい水、いい酒

080 嫌いな食べ物&飲み物は?
[A] 雑食なので特になし

081 タバコは吸いますか?
[A] 退院後も化療前まで吸っていた。今は禁煙。

082 お酒は飲みますか?
[A] とても

083 普段、水分は多く摂るほうですか?
[A] はい

084 小食or大食?
[A] 大食いの早食い

085 抗がん食品(アガリクスとか)は摂取してますか?
[A] 差し入れされたAHCC、ファイテンの金の水

086 癌になってやめたことってありますか?
[A] 喫煙、サーフィン(いや中断中)

087 癌になって始めたことってありますか?
[A] 仲の悪かった妹と心の交流が始まった。ブログも。

■その他■

088 癌になって得たことってあります?
[A] いろんなことを考える時間。
家族っていいな~、友だちってすごいなと改めて感謝できた。
苦手だった医者という人種を理解できた。尊敬です。

089 癌になって特に辛かったことは?
[A] 絶対に欲しかった子供が持てなくなったこと。

090 自分の癌について詳しく調べましたか?
[A] はい、本やネットで調べまくりました。

091 食生活orストレス、自分ではどっちが原因だと思いますか?
[A] 3:7の両方

092 自分の癌(がん)のこと、周囲にカミングアウトしていますか?
[A] 親族と心配という迷惑を掛けることを許してくれそうな友人に。

093 癌になる前は快便でしたか?もしくは便秘or下痢?
[A] はい。健康食品(繊維もの)利用の上ですが。

094 今は便の調子はどうですか?
[A] ふつう。上記の健康食品も使います。

095 最悪の場合、ホスピス行きますか?それとも最後まで戦いますか?
[A] 戦わず、時間のかぎり旅をしたい。

096 癌になるまで、自分は絶対癌とは無縁だ、と思ってましたか?それとも、癌になったらどうしよう、と思っていましたか?
[A] 全く無縁と思い込んでた。

097 一応これ記入した日付書いておいてください
[A] 2007.07.13

098 自分に向けて一言お願いします
[A] あせっちゃだめだよ、でもだらけるのもだめだよ。

099 自分以外の癌患者さんに向けて一言お願いします
[A] 自分の宿命を恨むと思うけど、きっと意味あることだから受け入れて生きていきましょう。

100 100の質問に答えてみた感想は?(疲れた以外で)
[A] 辛かったこととか絶対忘れない、と思ってましたが案外忘れてるもんですね。


質問提供:癌々行こうぜ
http://www.geocities.jp/armisael95/
21:36 | がん患者に100の質問
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