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 Kさん、ありがとうございました

泣きながら帰ってきてしまいました。
地下鉄の中で落ちそうになる涙をこらえて、駅から家までは流れる涙をふきながら帰ってきました。



今はひとしきり泣いてすこし落ち着いたところです。




今日は外来だったのですが、帰りがけに病棟に看護師さん達に会いに行って聞いたのです。

「Kさんってどうされてます?連絡が取れないのですが…あの…もしかして……」
「そうなんですよ…」

私は入院生活のほとんどを大部屋で過ごしました。
Kさんは去年東京で手術入院していた時のルームメイトです。
再発卵巣がんの治療で私の術後すぐに入院してこられました。

5月に東京に戻ります報告をメールでしたのですが、返事がなくって、でもへんなことは考えたくなくて今日まで来てしまいました。

「そうですか…わかりました」
とりあえずなんとなくうわべだけの返事をして、看護師さんとは他愛のない話や主治医ネタで笑ったりして立ち話を終えて帰ってきました。
動揺を隠したかったのか、いつもより我がままな大人げない冗談なんかも口走っていたように思います。馬鹿だな。


Kさんは素敵なお姉さんでした。
笑顔ばかり思い出されます。
「卵巣がん仲間のなかで自分だけ再発しちゃったの…」
「私ね、もう(合う)お薬がないの。」
そんな時も笑顔で話してくれました。
化学療法を受けてらして副作用がきつそうで辛い時もKさんは周りへの配慮を忘れない方でした。
優しそうなご主人が毎日毎日お見舞いに来ていました。

お子さんのいないKさんは私の手術後の喪失感の悩みを聞いてくれました。
化学療法が追加になったときも優しく手を握って励ましてくれました。
私は優しく温かいKさんのところについお邪魔してはお話して甘えてしまっていました。
今思うとKさんの方がよっぽど不安が大きかっただろう時期だったのに。
ワタシは結局自分のことばかりで。。。


看護師さんは彼女が“冬”に旅立たれたと教えてくれました。でもずっと病院生活だったのではなくて、自宅に戻ってご旅行を楽しんだりもされたとのこと。それは良かったことですが、病院前の見事な桜を見ることはできなかったのでしょう。。。。


今年の桜を見ることができたワタシと見れなかったKさん。。。。
どうしてワタシは見れてKさんは見れなかったのでしょう。
どうして彼女だったのでしょう。
どうしてワタシは今元気でいられるのでしょう。
どうして逆じゃなかったのでしょう。


悲しいのと上の答えが出てこず、頭がグルグルしていました。
最近めまいがあるので(きっと暑いせい)それも相乗効果です。

人にはそれぞれ役割があって…使命があって…なのでしょうか。
ますます自分が生きていく意味を問うしんどい課題が大きくなります。


Kさん、優しくしてくれてありがとうございました。
背中を押してくれてありがとうございました。
ワタシ、何も御返しできてません。
直接お会いしてお礼を言いたかったです。


帰り道そんな思いで押しつぶされそうになって地下鉄の中で涙が出てきました。
耐えられなくなって、ちょうどワタシの前に立ったおじいさんに席を譲ってドアを向いて立って涙が落ちないように上を向いていました。上を向いたまま自宅まで歩けないので裏道を泣きながら通ってきました。


帰宅後Kさんにメールをしたんです。
前回送った時にエラーで返ってこなかったのできっと御主人が携帯をそのままにしてあるのかもと思い、天国のKさんに宛ててお礼を送りました。
御主人にもメッセージと重ねて奥様によろしくお伝えくださいと書きました。
今のところ今回もエラーで返ってきてはいません。
天国に届いていますように。


ワタシの初めて会った病気の先輩がKさんでよかった。
たくさんの笑顔を有難うございました。
ワタシもあなたのようにどんなときもひとに優しくありたいです。
いや、優しくあります。
そうありますと誓います。



Kさんのご冥福を心よりお祈り致します。






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02:04 | 遠吠え
comment(12)     trackback(0)
comments
プアさん・・・
何を言っても軽々しく聞こえてしまったらごめんなさいね。
プアさん、元気出してね。涙拭いてね、もう少ししたら。
プアさん元気なくなっちゃったら、Kさんも心配になっちゃうよ。
Kさん、とっても素敵な人だったんだね。
だって、こんなに素敵なプアさんにそう言ってもらえるんだもん。
プアさんの気持ちがKさんに届きますように☆
2008/07/31 19:36 | | edit posted by poporo
ずっといっしょに
プアちゃん、悲しいね。時がたってから知ることも、すぐに知ることも
悲しみは深いです。もしやと恐れつつ、ついに現実として向き合う
ことになってしまって、ほんとにつらいことと思います。

Kさん、素敵な思い出と優しい励ましを残してくださったんですね。
私も同じ思いにとらわれています。いい加減で弱虫の私が残り、
苦しい状況にありながらも多くの人たちを優しく元気づけて
くださった方が何故旅立たれなくてはならなかったのか?自分に
何ができるんだろう?ついにお会いすることも叶わず、PCを開いて
向き合うことになった現実。ずっとずっとやりとりできると思っていたのに。

こうしてネットの海をおぼれそうになりながら泳ぎだして、うれしい出会いもあるけれど、
悲しみにもそれだけ出会うんだなと思い知りました。その覚悟がないまま、誰もが旅立つときがくるとはわかっていつつ、それはみんな
ずっとずっと先のことだと思っていたかった自分の甘さを知りました。

素敵な優しいKさんのこと思って泣くプアちゃんを、きっと見守って
くださっているよ。そして、いつかきっと会える。今は姿は見えないけど、
そばで見守ってくださっている。プアちゃんの気持ち、ちゃんと届いてる。
2008/07/31 20:31 | | edit posted by メアリーアン
うっ
プアさん (泣
実は今、私も、同じような局面になって、ドーンと来ちゃってます。

自分が仲良かったり、親切してくれた人の病気が重くなったりするのを知るのって、ものすごくつらい…。
 何で自分が、元気で居られて、あの優しい彼女が…って。
 わーん。自分にできること何やろ?とか、命って何とか、生きる事ってなに?とか、子供みたいに考えてしまって…。

 ごめんなさい。 読んでて泣けてきてしまいました。
 
2008/07/31 21:08 | | edit posted by もねみん
ことば・・
「私ね、もう合うお薬がないの」・・こんな言葉、辛すぎる・・Kさん、きっと、ほんとに素敵な強い女性だったんだろうね。そうだよね、きっとKさん、天国から応援してくれてるよ。プアちゃんが、今からも今までもKさんのように、どんな時にも人に優しくしてあげられてることを。
2008/07/31 23:04 | | edit posted by pepe
私は子供の頃から、死に敏感で、死ぬことが恐ろしくて眠れない日もあったりで、今でも時々死を扱った本を買ってしまいます。
でもどの本にも具体的な話は載っていません。
プアさんの「どうして」の答えは、ないのかもしれませんね。
それとも考えるだけ難しくなって、本当はとてもシンプルな答えなのか。
「人間は修行の為に現世で生きて、修行を終えたら戻る」とか「いい人が早く亡くなるのは、来世に重要な役割があるからだ」なんていう人もいれば、「そんな考えは、死の恐怖を和らげる為の話だ」という人もいますし。
私も病気になってから、どうして死なない段階で病気が分かったんだろうと考えました。今も考えます。
入院中は私のように手術だけで済む人間と、カーテン1枚隔ててホスピスを探している方もいたりでいろいろと考えました。「私は手術できない段階だったけど、あなたは切れてよかったわね。」と手を取って言われた時は言葉がありませんでした。
私はその方達には何もしてあげられませんでした。
できることは1日も早く退院して、もう病室に戻らないことだと考えました。きっとこんなの勘違いなんでしょうが、毎日必死で歩行訓練することしかできませんでした。

答えがないから、自分にできることをやるしかないと思います。
プアさんの誓いもそうなのだと思います。

頭がよくないので、見当違いの長文でごめんなさい。
Kさんのご冥福を、私も祈ります。
とても素敵な方だったのですね。
2008/08/01 00:56 | | edit posted by きらり
神様のわがままだと思うよ。
ゆうの母ががんに連れて行かれたとき、こんな話をしてくれた人がいたの

いい人は、もうこの世で嫌な思いをしなくていいように
神様が「そろそろ、天国においで」
って、連れて行っちゃうんだよ
神様は、優しい人、いい人が好きで、自分の近くにおいておきたいんだよ

この話を聞いたときに
「あぁ、母がいなくなってとってもさみしいけど、神様のわがままならしょうがないな。天国はいいところらしいし」
って、思えた
Kさん、とっても素敵な人だったんだろうな
プアさんが、「気になってる人が・・・」って言ってたの、きっとKさんだよね?


プアさんの「痛み」
ゆうに、少し分けてね
遠く離れた小樽だけど、プアさんの痛みを感じてるよ
だから、少しでも早く、笑顔が戻りますように。

2008/08/01 01:52 | | edit posted by ゆう
わたしにもKさんのご冥福をお祈りさせてください。
Kさんがどんなにすてきなひとだったか、
プアちゃんがいまどんなきもちでいるのか
痛いほど伝わってきます・・・
いっぱい涙を流しましょう。
そして泣いた後は笑って
こうしてKさんと出逢えた幸せを感じていきましょう。

お別れじゃないよ。
仲良しさんはまたこんどあえるようになってるんだって。

ずっとずっとあたたかなプアちゃんのこころにKさんは生きてるから。
2008/08/01 22:14 | | edit posted by ihatov
言葉がありませんが・・・
Kさんのご冥福お祈りいたします。

プアさん、元気だしてください。
笑顔で前を向くあなたを、望んでおられますよ。
2008/08/02 02:34 | | edit posted by soyokaze
だんだんと悲しみはやわらぐものかもしれませんが、その方の記憶が消えることはありません。
プアさんが生きている限り、Kさんはいつもプアさんの胸の中にいらっしゃいます。
わたしも何人もの方とのお別れがありました。
今でもふいに涙が出ます。たまに1人で、気が済むまで泣きます。
それを繰り返しながら、生きている自分は、苦しいこと、つらいこと、悲しいこと、
すべて含めた「今」を生きていかなければいけないんだということを思い出します。

世界は理不尽ですよね・・・。分からないことだらけです。
悲しい報告を目にするたび、色々な想いに襲われて、混乱します。
答えのわからない問いに対峙し続けることの苦しさは分かります。
プアさん、一緒に泣きたいです。

プアさんのメール、きっと届いていますよ。
Kさんのご冥福をお祈りいたします。
2008/08/02 02:36 | | edit posted by すみ
わかります。。。
プアさん、リレーフォーライフ北海道もラストスパート。
とご挨拶をと思って伺い、日記を拝見しました。
お気持ち、とてもよくわかります。
つらいね、苦しいね。
そんな思いもみんな抱えて、
私はリレーフォーライフを歩こうと思います。
2008/08/02 09:54 | | edit posted by トマト
kさんのためにも…
どうしてなんだろうって…ほんとに思ってしまいますね

こんなに良い人が…何故…?

悲しいですね  辛いですよね

でも、でもね…できたら…

kさんからの温かさをほかの人に伝えてください

そして他の人をあたためてあげてください

励ましてあげてください

そうすればkさんからの優しいメッセージが幸せを広げますね

プアさんが癒された気持ちを、ほかの人にどうぞ与えてあげてくださいね…

ということはプアさんがしっかりと生きて歩いていくことですね

今はとっても悲しいけれど、

kさんはきっといつまでもプアさんの傍にいて、励ましてくれますよね

元気をだしてくださいね(^^)
2008/08/03 21:08 | | edit posted by ハート
ありがとうございました
この記事にコメント下さった優しい皆様へ

暖かいお言葉をありがとうございましたv-436

皆さんの中にも同じようなこと、似たようなこと経験されてる方が多いと思います。。。だからこその心のこもった励ましは心に響きました。本当にありがとうございました。

自分にできることは…
前を向いて与えられた命を丁寧に生きていくことなんでしょうね。
その中で折にふれてKさんから教わったことを大事に優しさを忘れずにいきたいと思います。

個別にお返事しなくて申し訳ないのですが、
poporoさん、メアリーアンさん、もねみんさん、pepeさん、きらりさん、ゆうさん、ihatovさん、soyokazeさん、すみさん、トマトさん、ハートさん。。。。
皆さんそれぞれの貴重なお言葉を有難く頂きます!

ご心配お掛けしましたが、元気です。暑くて伸びてはいますけどね。。。
もうすぐ仕事開始になりそうです(すこし復帰が伸びたのです)。
いろんな思いを胸に抱いて再出発するつもりです。
2008/08/03 23:30 | | edit posted by プア◆皆様へ
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