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 ICUよもやま話~妊婦の看護師さん~

術後は2日間ICUに入ることは前から決まっていた。
広汎子宮全摘ってそんなに大きな手術なんだ…
健康体のワタシがICUに縁があるとは一ミリも思ったことは無かったよ。

初めナベ先生がICUの個室を取ってくれていた。

器械だらけの部屋に入れられ、やっと自分が恐ろしい格好してることを認識した。

鼻から、お腹から、尿道から、腕からチューブだらけ。
足は開いた位置でうぃ~んと鳴る器械にマッサージされてる。
動かせるのは右手だけ。



そしてまだアソコは痛い。
看護師さん付きっ切りに安心した母達が帰り、入れ替わりに寄ってくれた妹と話していると

「プアさん、申し訳ないんだけど・・もっと重症の患者さんが急患で入っちゃったので大部屋に移ってもらってもいいかな……」

え~!!!でもここはERな病院。明け渡しましょう。。。たった数時間の初めての個室体験だった。で、痛いまま引越し(涙)妹も手伝って一仕事。


妹が帰っても消灯になっても痛いまま。。。
ソセゴンの点滴を再度されたのだが~激痛。今までの30倍くらい痛い。骨盤内が燃えてるかのように熱くってヒリヒリ痛い。動けないのに気持は暴れてた。


アレルギーだった。


でもこの倍増した痛みを止めるのは時間を置かなくちゃいけないって
しばらく放置され酷い目にあった。ソセゴンは仕事場で耳にする薬で私の職場では劇薬扱いだから嫌な予感したんだ~あ~あ。

次のロピオンという痛み止めを投与してもらうまで地獄の夜だったよ。

ほかにも術後の吐き気は凄いもので、でも鼻から胃までチューブが入ってるのに吐いたらどーなるの??って怖くて吐けず、、、
胃酸を感じたら鼻から注射器で液を抜いてもらってた。これも気持が悪い。

あと、寝返りが辛かったな。傷は痛いし、動かすの怖いし。看護師さんたちが2時間おきに寝返りを打たせてくれるのだが、傷のほかも腰も痛くて大変だった。2年前に骨折した尾てい骨に響いちゃって床ずれが出来た(トホホ)


一日目の夜は悪夢も見た。
追われた末に殺される夢、詳しくは覚えていないが結末が同じのを3本は見たと思う。
看護師さんに聞くと、硬膜外麻酔が悪夢を誘うらしい。。ホントー??
はた迷惑な!


でも、痛くて気持悪くて夢までダメージ受けて全く休めない辛い記憶の2日半のICUだったが、
ちょっといい話もあった。




*************

2日目の担当看護士さんがなんと妊婦だったのだ。丁度ワタシが横を向いたところに大きなお腹がある。。。。。


マジかい、、、私の病名、手術名知ってて妊婦が来たの????いやがらせ?

人間出来てないワタシは勝手に出てくる涙をタオルで隠して彼女の言うことに返事しないでいた。着替えさせてくれる時も歯を磨かせてくれるときも無言でいた。実際お腹を見るたび悲しくなっていた。
彼女はまったく悪くないのに。ワタシはいい歳して意地っ張りだった。


半日そんな調子のワタシに戸惑っていただろう看護師さんが夕方の交代が迫ってるころに


「髪を洗ってあげる」


ビックリした!2週間は髪を洗えないのかと思い込んでたから驚いた。
そして彼女なりの気の遣い方に感激した。
急に意地張ってたことが恥ずかしくなった


で、初めて彼女と話をした。お礼を言った。だんまりだったことを謝った。


彼女だってワタシのブーたれる理由に気づいても困ったよね~、「妊婦でごめんね」なんていう必要はないもの。


だから髪を洗ってくれた励ましがすごく伝わってきた。非常に丁寧に3度も洗ってくれた。
とても嬉しかった。


物理的に不妊になったワタシの自分との初戦を早くも体験してしまったけど、いい思い出になっている。

**************




沢山痛い思いをしたICUだけど、少し希望も見えた時間でもあった。




様子を見にきたナベ先生に「ここは至れり付くせりですね~」って言ったら

「ここは危ない人ばかりだからねー。」
センセの毒舌で閉められたICU経験だった。


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01:59 | 広汎子宮摘出術
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