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 病理検査結果②退院診察-センセとのひと時

さて21時手前のランデブー(退院診察)まで病室で時間を潰して、ちょっと早めに診察室のある階に降りた(婦人科病棟7階、診察台のある産科病棟4階なのだ)。


ここ産科・小児科病棟はデイルームにお腹の大きい妊婦さんや幸せそうなその家族、子供がうろうろしている。
こんな遅い時間でもまだ眠くないのだろう入院妊婦さんが本を読んでいたり、とても大きいお腹の外国人(外国人の多いところにある病院なのです)も携帯で家族に愚痴なのか息巻いて喋っている。
手術前後の診察でこの階に来るのは自分が惨めで悲しくて本当に嫌だった。


でももう来るのは最後だし!もう来るもんか!と思いながらナベ先生を待っていた。



持て余して廊下をうろついてみたら、センセは分娩間近の妊婦さんの回診をしていた。
なんかジェラシー…
そうだよね、センセは産婦人科いだもの、お産も診るものね~。
婦人科の病気を診る人で不安や悩みに苦しんでる患者の味方ってどうも都合よく思っちゃってた。
昨今、産科医の不足と言われているけど、本当に大変な科だ。生まれてくる命を助け、一方がんでくるしむ人も助け…尊敬するよ。




さて、ホントに21時前消灯ギリギリに呼ばれた。
内診の結果、お腹の傷も膣の傷も退院オッケーのお墨付きを貰った
来週には退院してよいとのことだ。
でも抗がん剤を始めるなら1クール目を始めるから入院は伸びるとのこと。うう…抗がん剤はやっぱり気が進まない~


お腹の15センチにも渡る傷はちょっと曲がってるところが気になったのでずうずうしく
「センセ~、ここ歪みがあるんですけどね。切るときここで血迷ったでしょ?」冗談とはいえ酷いねワタシ
「真っ直ぐな方です。ちなみに血迷ってません。」笑いながら答えてくれた。

すると

「……あのさ、テーピングしてみる?」
 「へ?なんでしょう、テーピングとは。」
「傷跡をキレイにするんだけど、やってみる?形成外科でやってるんだよね。」
「え~、そんないいですよ、ワタシ傷跡が目立ったって形成手術をうけることはないと思うし、勲章の様に傷見せてビキニ着てサーフィンしますから。」
「(笑)患者さん皆がそうだったらいいんだけど、そうもいかなくてね。気にされる人はすごく気にするから。この方法は顔の傷にも使ってるよ。半年間毎日ずっとテープをすることになるけど、続けられるんならやってみる?今が始めるチャンスなんだよね。」
「…半年も?!うーん。出来るかなあ、でもセンセイがそんなに薦めるならやってみます。」

そこでテーピングの方法を教えてくれて、図も描いてくれた。
この方法は別記事で書きますね。



内診の後、病室にもどって検査結果発表やらで遅れていた抗生剤の点滴をナベ先生直々に点滴してもらった。さすが注射上手い!

週に一度しかH病院に来ないセンセとは退院までにもう会えるチャンスがない。

ここでも転移してないのにするという抗がん剤治療にイエスを言わないワタシに

「GW前に一度お家に戻って気分転換してきたら?それでGW明けに返事を下さい。」
「そんな早く決められないです(まだ言ってる)少し自分の病気のことを勉強する時間を下さい。2週間後では?」
「いいですよ、いいお返事をお待ちしてます。途中で迷ったら外来の日であれば診療時間後に夜に病棟で相談に乗りますね。そうすればじっくり説明してあげられるしね。納得したいなら付き合いますよ。外来看護師にそういってくれれば分かるようにしておくから来てくださいね。」
「…センセイもいつ寝てるかわからないくらいにお忙しいのに申し訳ないです。医師って本当に激務ですよね。センセイもお体大事にしてください。」


センセ…優しいじゃん?ウルウル。


がん宣告当初に反発していたのが嘘のようなワタシ。すっかりナベ先生のファンになっていた。
若い医師で口が悪くて不安だったけど、裏を返せばそれだけ柔軟で患者のことを思って調子のいいことを言わないのだ。すっかりセンセのよさが分かった。この若さで何?この包容力。ステキだー!
将来有望だな。間違いなし。



「最後に聞きます。センセイ、抗がん剤はやるべきなんですよね?センセイの家族がこうだったらどうしますか?」
「勧めます。やってもらいます。」
今思うとこれ聞いて心が決まってた気がするよ……



重々に今までのお礼を伝えると
「これで会えなくなるわけじゃないから」と言い残して去ってしまったセンセ…





本当に本当にありがとうございました。
センセには大出血と手術と2回も命を助けていただきました。
そしてセンセの素早い診断と対応で今のワタシがいるわけです。
本当に感謝しています。






センセに会えなくなるのが寂しいのと、抗がん剤での脱毛の恐怖の二大お悩みで眠りを妨げられた夜だった。。。。。



あとで他の婦人科患者開腹組に聞いたら「テーピング」教わったのワタシだけだったし、看護師さん達も存在を知らなかったよ??
もしかして教えてくれたの、ワタシだから?
なんてネ~





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23:55 |  術後の苦労と入院生活
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